
専業主婦がキャッシングする時にチェックすること
専業主婦は、改正された貸金業法によって総量規制が導入され、消費者金融からの借り入れはできなくなりました。
総量規制というのは、個人の借り入れ可能額が年収の3分の1までと制限されることです。
日々、家計を何とかやりくりしても急な出費があることもあるし、いざという時に主婦がキャッシングができないのは困りますね。
しかし、専業主婦でもキャッシングを利用できる場合があるのです。
それが、配偶者貸付と、銀行のカードローンです。
配偶者貸付というのは、配偶者に安定した収入がある場合には専業主婦でも借り入れができるという、総量規制の救済策と言えます。
夫婦であることを証明できれば、夫婦の年収を合算した金額の3分の1まで借り入れることができます。
しかし、配偶者貸付をしている業者は少数なのが現実です。
これは、必要な書類は多くて業務量が増える割に大きな収益を見込めないからです。
次に、銀行のカードローンについてですが、銀行は総量規制の対象外なので、審査さえ通ってしまえば、本人の収入には関係なく借り入れが出来ます。
もちろん、本人に収入がないと申し込みできない銀行ローンが多いのですが、中には申し込みできるものもあります。
配偶者に安定した収入があることが前提条件となります。
銀行のカードローンは、消費者金融など他のローンよりも金利が低いところが多いので、まずは銀行のカードローンの検討がオススメです。
審査で不利になる場合を挙げてみます。
申し込み時に嘘を申告すると、悪質と判断され審査通過はできません。
過去5年でクレジットカード、ローン、公共料金の支払い滞納をした事があると、審査では不利です。
過去10年で自己破産の経験があると、審査通過は無理です。他者からの借り入れがある場合も、審査で不利になります。
半年以内に複数のキャッシングに申し込みしていると不利になります。
専業主婦であってもこうした不利な条件はクリアしていて、かつ配偶者に安定した収入があると借り入れも可能な場合が多いので、自己チェックしてから申し込みすることをお勧めします。